ヒツジマジンです。
皆さんは日本のゴミの分別が面倒だと感じたことはありますか?
住んでいる地域によってルールも異なり、引越しをするたびに新しいルールを覚えなくてはいけないので、結構大変ですよね。
アメリカはどうだったのかというと、日本よりも全然厳しくなかった印象です。ゴミ出しにおいてはゴミを捨てる側は楽だったと感じております。
今回はそんな日本とアメリカのゴミ出しルールについて、分類、ゴミ出しのタイミングにおける違いについて書きたいと思います。
厳しい日本のルール
今回は例として、東京都新宿区のゴミ分類について紹介したいと思います。
1.分類
新宿区のホームページによると、ゴミは大きく分けて
「資源、燃やすごみ、金属・陶器・ガラスごみ」の3種類に分けられております。
ホームページの情報見ていただけるとわかるんですけど、
資源ごみには古紙、容器包装プラスチック、びん、缶、ペットボトル、スプレー缶・カセットボンベ・乾電池に分かれており、ものによって種類別にしてほしいとか、水ですすいでくれとか、かなり細かく分類されており出し方にもルールがあるのがお分かりかと思います。
地域によってはその地域指定のゴミ袋に詰めて欲しいとされている場所もあるかと思います。
https://www.city.shinjuku.lg.jp/content/000259254.pdf
詳細は上記新宿区のホームページでご覧ください。
2.ゴミ出しのタイミング
恐らく新宿区内でも家の場所によって曜日が異なるかと思います。新宿区では週1回の「資源ごみ」、週2回の「燃やすごみ」と「金属・陶器・ガラスごみ」と決められておりました。
こちらは住居によるかと思いますが、スペースや匂いの問題で当日にしかゴミを出さないでくださいといったルールもあるかと思います。とある市では、朝5時から8時の間にゴミを出してくれと指定している自治体もあります。一方で前日の夜からゴミ出しを可能にしている自治体もあり、これも自治体によってさまざまなルールが適用されています。「マナー」といった言葉も出てくるかと思いますので、引越しをした時には注意が必要です。
それではアメリカのルールはどうなっているでしょうか。見てみましょう。
厳しくないアメリカのルール
ここからは地域によって多少差があるかと思いますのでご了承ください。
私が滞在していた地域では、正直日本よりもルールが緩いと感じました。
私が住んでいたのは日本で言うところのアパートでして、日本と同じように外に出たところにどでかいゴミ箱が置いてあり、近隣の住民がそこにゴミを捨てていくスタイルでした。
どでかいゴミ箱がどれくらいでかいかというと、車よりもでかいですね。2,3個分くらいの大きさはあったかと思います。
それでは分別方法を見ていきましょう。
1.分類
リサイクルできるゴミ、それ以外のゴミ。以上二つの分類のみでした。
どシンプル。めちゃくちゃシンプル。
リサイクルゴミというのはどういったものでしょうか。アメリカニューヨーク市のホームページを参考に見てみましょう。
・金属(缶、アルミ箔、金属製のふた、鍋、工具など)
・プラスチック(ペットボトル、プラスチック食品容器など)
・ガラス(ビン)
・紙(新聞、雑誌、色紙など)
・ダンボール
・カートン
https://www1.nyc.gov/assets/dsny/site/services/recycling/what-to-recycle
詳細は上記ニューヨーク州のホームページをご覧ください。
2.ゴミを出すタイミング
回収のタイミングはありますが、ゴミをゴミ捨て場にいつ出すべきなのかといったルールはありませんでした。各住民が出したいタイミングでゴミ捨て場にゴミを持っていき捨てていくスタイルであり、特に制約はありませんでした。
アメリカは、自由な国なのです。
日本とアメリカの主な違い
このように見ると「あれ?アメリカも細かいじゃなか?」と見えるかもしれませんが、
大きな違いとしてはその出し方にあります。
例えば、ゴミは基本的に袋に入れてまとめて出すというのが日本式であるかと思います。
アメリカでも基本的には袋に入れて出した方が良いと思いますが、バラバラにゴミを出していることが非常に多いです。
ダンボールであれば日本では紐で縛って出すといった例が多いかと思いますが、アメリカのゴミ箱でダンボールがまとめられていたのを見たことはありません。
私が見た一番すごいゴミは、ソファ。ソファは数人腰掛けることができるサイズなのでそれが余裕で入るどでかいゴミ箱にそのままボーンと置いてあったのが衝撃的でした。日本であれば大型のゴミは回収費用がかかるかと思いますが、そういったものはないようです。
ニューヨーク州のルール上OKなのか微妙ですが、トイレが捨てられていた時もありました。なんでもありですね。それはアパートであったからかもしれませんが、日本よりも緩いなと感じたのは確かです。
そんな自由なゴミ捨て場なので、当然清潔感で言えば良くないです。
私の地域ではそんなゴミ捨て場をリスが食料を求めてよく来ていました。
故にアメリカでリスがいても触ってはダメです。
捨てる袋は何でもOK。スーパーに売っている袋を購入してその中にゴミを詰めて、
あとはどでかいゴミ箱にシュゥゥゥゥゥゥゥゥ!!
私もいつも豪快に投げておりました。
いかがでしたでしょうか。
日本のゴミ捨ての習慣と、アメリカでの習慣には違いがありますが、
基本的に日本でもアメリカでも現地に行ったらルールを確認することが大切でしょう。
私の紹介した例は一例であり、地域によって異なるかと思いますので、
もし行かれる際には自治体のホームページをチェックしてみてくださいね。