アメリカの運転ルール赤信号でも行って良いって本当！？

ヒツジマジンです。
皆さんは日本で運転をしたことがありますか？
運転免許を取るときには学科試験を受けるために運転特有のいろいろなルールを覚えなければなりません。ただ、そこで学ぶのは日本の運転ルールであって、各国別の運転ルールが存在しています。

私はアメリカで出勤、移動する際は毎日運転をしており、そのときに日本のルールの違いに苦労しました。（もともと日本国内でもそんなに運転経験がなかったので運転に慣れるという意味でもかなり苦労しました・・・）

というわけで今回は、日本と異なるアメリカの運転ルールを紹介していきたいと思います。

経験してみるとよくわかるのですが、日本の感覚のままいると確実に事故ります。

これからアメリカで運転する予定の方、不安もあるかと思いますが、
運転苦手な私でも運転できたので、是非是非参考にしていただけますと幸いです。

1.右側通行左ハンドル
2.赤信号で曲がることができる
3.スクールバスに遭遇したときのルール
4.踏切を前にしたときの注意点
5.左折専用道路

1.右側通行左ハンドル

これが一番大きな違いでありますが、日本とは道もハンドルも逆になります。もちろんギアチェンジも逆の手で行うことになります。日本では右折が難しいですが、アメリカでは左折がその感覚になります。逆にアメリカでの右折は簡単です。

最初、アメリカで運転するときには左右が逆であることに非常に大きな抵抗感を持っておりました。しかし、やってみるとそんなに違和感なく運転できました。やってみれば意外と慣れるものなのだなと。
ただ、車が全くいない道に入って行くときに右なのか左なのか、わけがわからなくなる時があるのでそこが最大の注意点です。常に「右側通行」を意識してくださいね。

2.赤信号でも右折できる

これもかなりのカルチャーショックでした。

日本にいる間だと「赤信号？停まるのが普通だろ」って思っていた私。

しかし、アメリカでは赤信号でも交差点で一時停止・安全確認をして右折することが可能です。

ただし、右折ができない場所や「NO TURN ON RED」や「NO RIGHT TURN ON RED」という表示がある箇所では右折することができませんので注意が必要です。具体的にはニューヨークのマンハッタンでは赤信号での右折はできませんでした。
お住まいの地域での交通ルールは運転前に調べておくと安心です。

初めて赤信号で右折した経験は今でも忘れておりません。交差点にたどりつき、赤信号になったので停止しました。「まあ、赤だから行かない方が良いだろう」と思っていたそのとき、後ろから車が！私はなるべく平常心を装っていたそのとき、後ろのアメリカ人がクラクションを鳴らし「ヘイ！早く行けよ！」と、厚切りジェイソンみたいに手を大きく横に広げていたのをバックミラーで確認しました。そうしてやむを得ずアクセルを踏んだ私はついに、赤信号で道路に飛び出したのです。

そのあとは運転にも慣れ、難なく赤信号でも右折できるようになりましたが、あの厚切りジェイソンの経験がよかったのかもしれません。

3.スクールバスに遭遇したときのルール

スクールバスというのは、アメリカの学生が使っている黄色いバスのことです。

アメリカで走るスクールバス。少し見えにくいですが、後ろの方に赤いSTOPマークがあり、それが横に開きます。

アメリカを車で走っていると時々見かけるこのバスですが、バスがいるときには注意が必要です。

アメリカではスクールバスが優先されるため、前方を走るバスが赤いフラッシュライトを発したら、後続車は全て停車しなければなりません。また、反対車線にいる場合もバスから「STOP」サインが横に出るため停車しなければいけません。毎日同じ道を走っていると「いつもこの辺で停まっているな」という場所がわかってくるため体が慣れてきますが、初めてスクールバスに遭遇した際には注意が必要です。

4.踏切を前にしたときの注意点

日本では踏切の前に行った時、停車する必要がありますね。安全確認をしたあと渡ることができます。アメリカでは、踏切前で停車しません。そのため一時停止すると後ろから追突される可能性もあるため、踏切に差し掛かった際はご注意ください。

5.左折専用道路

アメリカでは土地が広いため、一般道路でも車線が多いです。車線が多いと、左折をするのが大変のため、左折をするための専用道路が用意されていることがあります。イメージとしては、3車線ある道路の一番右のレーンにいると、左折用のレーンに入ることができます。日本にいるとあまりイメージができませんがこんな感じという絵を載せておこうと思います。

ただしこれも場所によってある場所ない場所がありますので事前に確認するのが安全です。