こんばんは、ヒツジマジンです。
今日はアメリカの車事情について書きたいと思います。
皆さんは運転しますか?私はアメリカ滞在中は車で通勤をしていまして、アメリカで車の運転に慣れました。アメリカの車って日本ともいろいろ違いがあるのでここに書きたいと思います。
一点注意点ですが、今回記載する内容(特にルールについて)は州によっても違いがあるかと思いますので、そういう州もあるのか、程度に見ていただけると幸いです。
- アメリカで走っている車
- アメリカの道路
- アメリカの交通ルール(州によって異なりますので参考まで)
1.アメリカで走っている車
①車種
アメリカで走っている車ってどんなものをイメージしますか?日本だと軽自動車やコンパクトカーが多く走っていますが、アメリカは大きい車が多く走っています。大きい車というのは、SUVやトラックみたいな後ろに荷物載せられる車、タイヤが大きい車、とにかくでかいトラックといった感じです。とにかくでかいトラックはとにかくでかくて、隣に来て通過するまでは「倒れて来たら一瞬で潰れる」という恐怖を覚えます。私はセダンに乗っていましたが、セダンも多く走っていました。日本車もトヨタやホンダ車が結構走っています。日本で馴染みの軽自動車は見たことがないですし、プリウスも日本程は多くない印象です。NYのタクシーはプリウスがあったかと思います。
日本ではあまり馴染みがないですが、韓国車を非常に多く見かけます。特にヒュンダイ車を多く見るのですが、このヒュンダイのCMを見たときはちょっと驚きました。ヒュンダイって我々「ヒュンダイ」って発音するのですが、CMだと「ヒュンダ」というように前にアクセントがついています。これは私の感じた感覚に過ぎないですが、「ヒュンダ」「ヒュンダ」「ホンダ」。ホンダ!とても発音が似ています。更にロゴも「H」で斜めかまっすぐかの違いです。何か戦略があるのかもしれませんね・・・
②ウインカーがおかしい車
これも頻発します。前の車ずっとウインカー出てるな~って思って全然曲がらないことがよくあります。一回駐車場から出ようとしたときに車がきて、駐車場に入る感じのウインカーがついていたので行こうと思ったらそのまま全力で通過していって危うく事故になるところでした。ウインカーは疑ってかかってください。
2.アメリカの道路
これは有名かもしれませんが、左右が逆になっており、右車線を走ります。ハンドルも左ハンドルです。ちなみにウインカーとワイパーの位置も逆なので、最初は戸惑います。
道路はとても広いです。日本の幅はとても狭くて運転の難易度が高いかもしれません。アメリカは土地があるので、余裕を持って自分のスペースがとれるのでその点はいいですね。州や場所によってことなることですが、私がいた州は左折(日本で言う右折)をする時には右折をしました。(右折をしてぐるっと回って左折することができます。)最初はこれに戸惑い、全然左折ができませんでした。
そして、これも日本と大きな違いですが、常に何かが落ちている。道路脇に車のバンパーとか落ちてます。危ないので、よく見て運転してくださいね。
3.アメリカの交通ルール(州によって異なりますので参考まで)
道で走るときにもいくつか覚えておきたいルールがあります。日本とは結構違うので、私も運転する時は戸惑いました。気づいた範囲で紹介していきたいと思います。
①赤信号でも右折ならいける
衝撃でした。これは「No turn on red」(赤で曲がってはいけない)と書いていなければ行けます。駐在生活間もない頃は、本当に怖くて行かなかったら後ろのアメリカ人に「ブー」と鳴らされてバックミラーみたら「な~んで行かないんだよ!Why!」みたいなリアクションをとっていました。「うるせー!!こっちはまだ慣れてないんだー!」と心の中で叫びました。
日本に帰国後運転した時は赤信号で行くことができる感覚が残っていたので、危うく行ってしまいそうになりました。日本は人も多いので導入は難しいかもしれませんが、個人的にはとても良いルールなのではないかと思いました。
②黄色信号は全力ダッシュ
これは人によるかもしれませんが笑 帰国後日本で運転したときに思ったのが、アメリカの黄色信号はちょっと時間が長い気がしました。なので、黄色信号になるとものすごい勢いでアクセル全開猛スピードで突っ込んでくる人がいます。注意してください。急発進急停車する車も非常に多いです。前とは詰めすぎずに運転するのが安全運転のコツだと思います。日本でも危ない運転の車はいますので、本当に人によるんですけどね。
③動物が・・・
よく路肩で動物がはねられています。私のところは鹿をよく見かけました。朝倒れている鹿を見ると悲しい気持ちになります。ぶつかると大損害みたいですので、くれぐれもお気をつけて。
④前方車にハザードランプがついていたら注意
日本だと「前に入れてくれてありがとう」の意味で使われているようですが、これはアメリカでは使わない方が良いです。ハザードランプがついているときは事故をしたときや「停まるよ」の合図であることが多く、いきなりハザードランプを出してしまうと後ろの車がびっくりしてしまうので、あまり使わないことをお勧めします。
⑤スクールバスが停止したら対向車も同じ車線の車も全部停止
これは最初戸惑いましたが、絶対覚えておかないといけないルールです。スクールバスという黄色いバスがあるのですが、その車が赤いサイン(STOP)を出した時、バスがピカピカ光ります。そのときは必ず停車しないといけないのです。恐らく子供たちが道路に飛び出した時のためかと思いますが、日本ではバスが止まろうが横から抜かしていくので、とても良い制度だと思います。
私は道幅が広い点、赤でも行けてしまう点を考えると、アメリカの方が運転しやすかった気がしています。危ない運転をする人はどこの国にもいますので、まずは安全運転を心がけることが大切ですね。また車については書きたいと思います。