アメリカで働いていた時は、日本企業のアメリカ子会社で働いておりました。私が経験したのはこの一社のみですが、日本のオフィスとは全然違うな〜と思いました。今回は私が経験したアメリカのオフィスの雰囲気をお伝えしたいと思います。あくまで一つの例としてご覧ください。
横長のオフィスが多い
日本では縦に長いビル型の建物が多いかと思いますが、私が住んでいた地区では基本的に1階建てもしくは2階建ての建物が多く、日本よりもオフィスが広々としていました。私の会社は駐車場のワンブロックに建った建物にオフィスがあり、他の会社も別棟にオフィスがある広大な駐車場エリアでした。これは日本とアメリカの土地の広さの違いがあるかと思いますが、東京のような外に出ればビル街というわけではなく、自然の中に建物が現れるような環境でした。もちろんニューヨークなどの大都市では日本のような高いビルが所狭しと並んでいますが、アメリカ国内でもニューヨークのような都市は多くありません。
個人のスペースが広い
私のオフィスでは、いわゆるフリーアドレスのような席が決まっていないオフィスではなく、1人1人に席が与えられていました。日本でもそのような会社はあるかと思いますが、アメリカのオフィスは個人のスペースの広さが異なります。私1人で机が3つ分ほどの広さがありました。しかも、個人個人はパーテーションで区切られており、他の人の顔が見えないようになっていました。よって、人と会うのはプリンターを使う時に少し見かけるか、トイレに行った時に会うかのどちらかです。
ただ、営業は営業の人たちで固まるなど部署ごとにエリアは分かれており、各マネージャークラスには個人の部屋がありました。なかなか日本ではこのようなオフィスは少ないと思います。
個人の机にはユーモア溢れるグッズが・・・
アメリカのドラマや映画などを観ていると、個人の机に家族写真や野球ボールなどが置いてある場面を見たことがある人もいると思います。その通り、アメリカ人の机にはそのようなグッズがたくさん置いてあります。家族写真、子供の写真、なんなら子供の写真はたまに社内メールで共有されることも。個人の机がないとできないことではありますが、日本ではかなり珍しい光景ですよね。アメリカ人の机に行くと、なんとなくその人の生活感や好みがわかる気がして、より会話が広がりやすい気がします。
いかがだったでしょうか。アメリカのオフィスは日本とは雰囲気が全く異なりテーマとして面白かったので記事にしてみました。なんとなく、家の広さやオフィスの広さというのが、人の心の広さにも繋がるのかなとアメリカに来て感じた次第です。