アメリカの25セント硬貨は州ごとにデザインが違う!
アメリカで生活していると、おつりでもらう25セント硬貨(Quarter)が毎回違うことに気付く人も多いでしょう。
実はこれは偶然ではありません。
1999年から2008年にかけて、アメリカでは**「50 State Quarters Program(50州クォータープログラム)」**が実施され、各州をモチーフにした25セント硬貨が発行されました。全部で50種類あり、州ごとの個性がデザインされています。
どうして州ごとに違う硬貨があるの?
アメリカは50州から成る連邦国家です。
そこで各州の歴史や文化を紹介する目的で、1999年から毎年5種類ずつ新しいデザインが発行されました。
特徴は、
- 州の名所
- 歴史的人物
- 動物
- 自然
- 文化
など、その州を代表するものが描かれていることです。発行順は州がアメリカに加盟した順番となっており、最初はデラウェア州、最後はハワイ州でした。
デザインを見るだけでも面白い
例えば、
- ニューヨーク州:自由の女神像
- テキサス州:州の輪郭と星
- フロリダ州:スペースシャトルやヤシの木
- アラスカ州:グリズリーとサケ
- ハワイ州:カメハメハ大王
など、それぞれ「その州らしさ」が詰まっています。
旅行先で見つけた州の硬貨を見るだけでも、「ここに行ったことがある!」と思い出がよみがえります。
コンプリートしたくなるコレクション
この25セント硬貨は、アメリカ人だけでなく観光客にも人気でした。
私もアメリカに住んでいた頃は、おつりをもらうたびに
「持っていない州だ!」
と確認していました。
財布を開くたびに違う州が出てくるので、自然と集めたくなります。
専用のコレクションブックも販売されており、50州すべてを埋めることを目標にしている人も少なくありません。
日本の都道府県で同じことをやったら面白そうだな、と感じたのを覚えています。
コンプリートは意外と難しい
発行当時は比較的集めやすかったものの、
- 特定の州だけなかなか出ない
- 古い州は流通量が減っている
- 引っ越し先によって見かける州が偏る
などの理由で、50種類すべてを揃えるのは意外と難しいです。
だからこそ、最後の1枚を見つけたときの達成感は格別です。
2009年以降はどうなった?
50州シリーズ終了後は、
- ワシントンD.C.
- プエルトリコ
- グアム
- アメリカ領サモア
- アメリカ領ヴァージン諸島
- 北マリアナ諸島
をデザインした25セント硬貨も発行されました。
その後も国立公園シリーズや、アメリカの偉大な女性をテーマにしたシリーズなど、新しいデザインのクォーターが登場しています。
まとめ
アメリカの25セント硬貨は、単なる小銭ではありません。
州ごとの歴史や文化が詰まった、小さな観光ガイドのような存在です。
もしアメリカ旅行や留学で現金を使う機会があれば、ぜひおつりの25セント硬貨をチェックしてみてください。
気付けば、「あと○州でコンプリート!」と夢中になっているかもしれません。
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