アメリカを旅行したり、アメリカで生活したりすると、一度は目にするのが「Drugstore(ドラッグストア)」です。
アメリカの街中には、CVS PharmacyやWalgreensといったドラッグストアが数多くあります。
「ドラッグストアだから薬を買う場所」と思ってしまいますが、日本のドラッグストアとは少しイメージが違います。
実際には、薬だけではなく、化粧品、日用品、食品、お菓子、飲み物、ベビー用品など、さまざまな商品が販売されています。
この記事では、アメリカのドラッグストアの特徴や、日本のドラッグストアとの違いについて紹介します。
アメリカのドラッグストアとは?
アメリカのドラッグストアは、簡単に言えば、
「薬局+日用品店+コンビニのような店」
と考えるとイメージしやすいでしょう。
もちろん店舗によって品揃えは異なりますが、一般的なドラッグストアでは、
- 処方薬
- 市販薬
- ビタミン・サプリメント
- シャンプー・ボディソープ
- 化粧品
- 歯磨き用品
- ベビー用品
- お菓子
- 飲み物
- 食品
- 日用品
- 季節商品
などが販売されています。
例えばCVSの公式サイトを見ると、Health & Medicineだけではなく、Beauty、Household、Baby & Kids、Personal Care、Vitamins、Grocery、Diet & Nutrition、Photoなど、かなり幅広いカテゴリーの商品を扱っています。
つまり、日本人がイメージする「薬局」よりも、かなり大型の生活用品店に近い存在です。
アメリカの代表的なドラッグストアはCVSとWalgreens
アメリカのドラッグストアを語るうえで外せないのが、
- CVS Pharmacy
- Walgreens
の2社です。
CVS Pharmacy
CVS Pharmacyはアメリカを代表するドラッグストアチェーンです。
CVS Healthによると、CVS Pharmacyはアメリカ国内に9,000以上の店舗を展開しています。
店舗には薬局が併設されており、処方薬や市販薬だけでなく、化粧品、日用品、食品なども販売されています。
また、一部の店舗にはMinuteClinicという医療サービスもあります。
そのため、単純な「薬を買う店」というより、
薬・健康・日用品をまとめて扱う地域の生活インフラ
というイメージに近いでしょう。
Walgreens
もう一つ有名なのがWalgreensです。
Walgreensは1901年創業の歴史あるドラッグストアチェーンで、2026年時点で約8,000店舗を展開しています。全米50州とプエルトリコでサービスを提供しています。
こちらも薬局を中心としながら、日用品や美容用品などを販売しています。
アメリカ旅行中に「薬を買いたい」と思ったときには、CVSやWalgreensを探すと見つかることが多いでしょう。
日本のドラッグストアとの違い
日本にも、
- マツモトキヨシ
- ウエルシア
- ココカラファイン
- スギ薬局
など、多くのドラッグストアがあります。
そのため「アメリカのドラッグストアも同じようなものでは?」と思うかもしれません。
しかし、実際に店に入ると少し違った印象を受けるでしょう。
1.薬以外の商品がかなり多い
アメリカのドラッグストアでは、薬以外の商品も非常に多く取り扱っています。
例えばCVSでは、健康・医薬品だけでなく、ビューティー、家庭用品、ベビー用品、食品、栄養関連商品などが販売されています。
そのため、
「ちょっと薬を買いに行ったら、お菓子や飲み物まで買って帰ってきた」
ということも起こります。
この感覚は、日本のコンビニに少し近いかもしれません。
2.処方薬を受け取る「Pharmacy」が重要
アメリカのドラッグストアで特徴的なのが、店内にあるPharmacy(薬局)です。
ドラッグストアの奥などに薬局カウンターがあり、医師から処方された薬をそこで受け取ります。
CVSでは処方箋の管理、薬の受け取り、処方薬の配送などにも対応しています。
つまり、ドラッグストアは単なる「薬を売る小売店」ではなく、地域の医療サービスを担う場所でもあります。
アメリカのドラッグストアでは何が買える?
では、具体的にどんな商品が売られているのでしょうか。
市販薬
もちろんドラッグストアなので、薬は重要な商品です。
例えば、
- 頭痛薬
- 風邪薬
- アレルギー薬
- 胃腸薬
- 痛み止め
- 解熱剤
- 鼻炎薬
など、さまざまな市販薬があります。
日本でもおなじみの成分が含まれた商品もありますが、アメリカの商品はパッケージや容量がかなり違うことがあります。
海外旅行者が購入する場合は、成分や用量を必ず確認したほうがよいでしょう。
ビタミン・サプリメント
アメリカのドラッグストアでは、ビタミンやサプリメントのコーナーも目立ちます。
CVSでもVitaminsやDiet & Nutritionが独立したカテゴリーとして扱われています。
日本のドラッグストアでもサプリメントは販売されていますが、アメリカでは非常に大きな売り場になっている店舗もあります。
「健康のためにサプリメントを購入する」という文化を感じやすい場所の一つです。
化粧品・美容用品
化粧品やスキンケア用品も豊富です。
例えば、
- シャンプー
- コンディショナー
- 洗顔料
- 化粧水
- ボディソープ
- 日焼け止め
- メイク用品
などがあります。
CVSもBeautyやPersonal Careを主要カテゴリーとして扱っています。
日本でいうドラッグストアの化粧品売り場に近い部分ですね。
お菓子・飲み物・食品
アメリカのドラッグストアに入って驚く人がいるかもしれないのが、食品の多さです。
店舗によっては、
- ポテトチップス
- チョコレート
- キャンディ
- アイスクリーム
- 飲料
- シリアル
- スナック
- ちょっとした食品
などが並んでいます。
CVSでもGroceryが商品カテゴリーとして用意されています。
このため、日本人からすると、
「ここは薬局なの?コンビニなの?」
と思うことがあります。
季節商品も多い
アメリカのドラッグストアでは、季節に合わせて店内の商品が大きく変わります。
例えば、
- ハロウィン
- クリスマス
- バレンタイン
- イースター
- バック・トゥ・スクール
- 夏用品
などです。
CVSの公式サイトでも、季節商品やイベントに合わせた商品展開が確認できます。
そのため、ドラッグストアに行くだけでもアメリカの季節感を感じられます。
アメリカのドラッグストアは「近所の薬局」の役割もある
アメリカのドラッグストアの大きな特徴は、地域住民にとって身近な存在であることです。
Walgreensは自社について、地域の「neighborhood pharmacy」として長年サービスを提供してきたと説明しています。2026年時点で約8,000店舗、毎日約900万人の顧客を利用者として挙げています。
CVSについても、アメリカ人の85%がCVS Pharmacyから10マイル以内に住んでいるとしています。
もちろん地域差はありますが、それだけ身近な存在だということです。
日本人旅行者にも便利
アメリカ旅行中に、
「風邪を引いた」
「頭痛薬が欲しい」
「日焼け止めを忘れた」
「シャンプーが必要になった」
「飲み物を買いたい」
といったことがあれば、ドラッグストアは非常に便利です。
ホテルの近くにCVSやWalgreensがあれば、ちょっとした買い物をまとめて済ませることができます。
ただし、アメリカの市販薬は日本と成分や用量が異なる場合があるため、薬を購入するときはパッケージをよく確認しましょう。
アメリカのドラッグストアは日本より「何でも屋」に近い?
個人的にアメリカのドラッグストアを理解するうえで一番分かりやすい表現は、
「薬局を中心にした生活用品店」
です。
日本のドラッグストアも食品や日用品を販売していますが、アメリカのCVSやWalgreensを見ると、
「薬局なのに、こんなものまで売っているの?」
と感じることがあります。
一方で、最近のCVSは店舗によって規模や役割を変えており、薬局・医療サービスを中心とした小型店舗も展開しています。
つまり、すべてのアメリカのドラッグストアが同じというわけではありません。
まとめ
アメリカのドラッグストアは、日本のドラッグストアと同じように薬を販売しています。
しかし、それだけではありません。
CVSやWalgreensでは、
- 処方薬
- 市販薬
- ビタミン・サプリメント
- 化粧品
- 日用品
- ベビー用品
- 食品
- お菓子
- 飲み物
- 季節商品
など、非常に幅広い商品を購入できます。
そのため、アメリカのドラッグストアは、
「薬局+日用品店+コンビニ」
のような存在と考えると分かりやすいでしょう。
アメリカ旅行でCVSやWalgreensを見つけたら、薬を買う目的がなくても店内を覗いてみると、日本との違いを感じられて面白いと思います。
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