私は以前アメリカで働いていましたが、日本との違いに驚いたことの一つが給与制度です。
日本では給料日は月に1回が一般的ですが、アメリカでは週に1回、もしくは2週間に1回支払われる会社が珍しくありません。
今回は実際に働いて感じたアメリカの給与事情について紹介します。
給料は週1回支払われることが多い
私が働いていた会社では、給料日は毎週金曜日でした。
1週間働いた分の給与が翌週に振り込まれるため、毎週給料日が来る感覚です。
日本人からすると少し不思議ですが、アメリカでは珍しいことではありません。
会社によっては隔週(2週間ごと)や月2回支払いもありますが、日本のように月1回だけというケースは比較的少数派です。
年収より時給・週給で考える人が多い
日本では年収や月収で話すことが多いですが、アメリカでは時給や週給で考える人も少なくありません。
例えば、
- 時給20ドル
- 週40時間勤務
であれば、
- 週給800ドル
- 年収約41,600ドル
という計算になります。
特に現場職やサービス業では時給ベースで話をすることが一般的です。
残業代の考え方が日本と違う
アメリカでは職種によって残業代の扱いが大きく異なります。
時給制の従業員は、週40時間を超えると通常賃金の1.5倍の残業代が支払われるケースが多くあります。
一方で、管理職や専門職などのサラリーマンは残業代の対象外となることもあります。
そのため、
「残業代が出ないから早く帰る」
という考え方が浸透しています。
日本のように長時間会社に残ることが評価される文化は比較的少なく、仕事が終われば帰宅する人が多い印象でした。
私の職場では8時〜16時が定時でしたが、16時になると残っている人はおらず、事務所内は誰もいない状態になりました。残業している人は誰もいませんでした。日本で働いているとほとんどの人が定時で帰らないので、私の職場の場合は大きく文化が異なりました。
昇給は転職で実現することも多い
日本では毎年少しずつ昇給する会社もありますが、アメリカでは転職による給与アップが一般的です。
同じ会社に長く勤めるよりも、
- スキルを身につける
- より条件の良い会社へ転職する
ことで年収を大きく上げる人も少なくありません。実際に数年ごとに転職して年収を上げていくケースはよく見られます。
私が働いていた期間だけでも若手は頻繁に入れ替わっていたため、転職は日本よりも一般的であったと思います。
有給休暇は日本ほど多くないことも
意外かもしれませんが、アメリカには日本のような法律で定められた有給休暇制度がありません。
そのため、会社によって休暇日数は大きく異なります。
ただし優秀な人材を確保するために、
- PTO(有給休暇)
- 病気休暇
- リモートワーク制度
などを充実させている企業もあります。
私の職場は日本企業の外国支店だったこともあり、有給休暇制度はありましたし、休暇をとっている人も多かった印象です。
まとめ
アメリカで働いて感じた給与制度の特徴をまとめると、
- 給料は週給や隔週支給が一般的
- 時給ベースで給与を考える人が多い
- 残業代のルールが明確
- 転職で年収アップを目指す文化が強い
- 仕事が終われば帰る人が多い
日本とはかなり考え方が異なります。
特に「毎週給料日がある」という仕組みは、日本人にとって最も驚くポイントかもしれません。
海外で働くことや英語を学ぶことに興味がある方は、こうした給与制度の違いを知るだけでも面白いのではないでしょうか。
